1行の文字数について考える。
こんにちは、セルフリーでデザインを担当している畠です。
最近、弊社のブラウザ電話システム「CallConnect」の管理画面のレイアウト(横幅)を変更しました。なぜデザインを変えたのかをご説明します。
人には1行で読みやすい文字量がある。
以前のメモ欄では、画面サイズが大きくなれば、メモ欄も広がり、1行の文字数も増えていきます。
しかしながら、人には1度に読める文字数に限りがあります。そのため、文字数が一定以上になると、メモを見るために首を横に振りながら、下の行に移っていくことになります。
文字にこだわっているサービスは?
実際に文字にこだわっているサービスの1行の文字量は、どのくらいでしょうか。(今回はWEBサービス)
twitter 36字
note :35字
medium (日本語版):33字
見てわかるように、35前後の文字数が多いようです。
結局どのくらいの文字数が良いの?
よく言われているのは、1行の文字数は35字が読みやすいということです。
モニタの解像度によっても様々ですが、ほとんどの環境で60字を超えると読みづらくなってしまうでしょう。
twitter や note は、“文字”を最も重要なコンテンツとして認識しているため、そのようなレイアウトにしていると考えられます。
毎日使う画面だからこそ
CallConnectにおいても通話履歴のページはログイン後のデフォルトのページです。通常の業務でも頻繁に使われ、オペレーターが毎日見るページになります。
ページ中のメモは自分以外のオペレーターが通話後に残すもので、他のオペレーターやマネージャーも確認します。
また、毎日使う画面であるからこそ、少しでも使いやすくすることはサービスの改善にとって非常に重要だと考えています。
現在ブログやサービスを運営している方は、ユーザーが読みやすいものを提供したいと考えているのであれば、一度1行の文字数の調整を考えてみてはいかがでしょうか? CSSで比較的簡単に変更できるためオススメです。