パワーポイントのテンプレートをデザイナーが作ると良い3つの理由
こんにちは。デザイナーの畠です。
今日企業からは、様々な制作物が生まれてきます。
ロゴやWEBサイト、SNS、イベントや営業用のパワーポイントの資料、、、、
ブランドの統一感を保つためにロゴやフォント、カラールールなどのレギュレーションをデザイナーが用意することがあります。
デザイナーは自分が作るものに関しては、統一感を出すことができます。しかし、社内の自分以外の人のアウトプットの統一感をどのようにしたらコントロールすることができるのでしょうか。
実際のところレギュレーションを作ったにも関わらず、すべての社員にそれを読み込ませることができなかったり、存在自体を知らない社員すらいるような状況になっている企業が多いのかもしれません。
もちろん理想は、社員全員がレギュレーションを読み込んだり、デザイナーがチェックし、すべてのアウトプットにおいて統一感が保たれているのが理想です。
しかしそれが難しいといった場合に、どのようなものから手をつけていけば、企業のブランドの統一感を出していけるのでしょうか。
1つオススメできるのが、パワーポイントの資料(keynote)のテンプレートを用意することです。
なぜオススメかというと以下の3つの理由があります。
①職種に関わらず使われる。
パワーポイントは、営業〜エンジニア〜経営者とあらゆる人が使うツールとなっています。
人を選ばずみんなが使うツールですので、社員に一斉に配って使い始めてもらうことが可能です。
②たくさん使われる。
社内の新規事業の提案書〜営業での参考資料、本当に多くのものがパワーポイントで作られています。
slideshareなどに上がっているツールもパワーポイントで作られたものがほとんどでしょう。
たくさんのシーンで見られることになるので、パワーポイントはブランディングにおいて重要なツールと言えるでしょう。
発表をよくするような人に使ってもらえれば、アウトプットの統一感を出していくことができます。
③ルールも添えられる。
CIのレギュレーションなどを別に用意しても、すべての人が読み込んでくれるわけではありません。
しかしながらパワーポイントにカラールールやロゴの使いみちを一緒に載せてしまえば、
資料を作る度にデザインルールを見てもらうことができるようになります。社員もブランドへの理解を自然と深めていくことになります。
まとめ
マスタースライドに対して、厳密な使い方をしてもらう必要ありません。
しかしながら、ブランドの認知において重要な”色”といった要素は設定が継承されるので自然とアウトプットに統一感が出てきます。
デザイナーがデザインしきれないものを、どうコントロールするか、というところでパワーポイントのフォーマットデザインは簡単な割に効果が大きいのでまだやってない人にはオススメです!
macのkeynoteではデザインしたデータを、ファイル>テーマを保存で、簡単にテーマを作成することができ、次回からテンプレートとして使用することができます。
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